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 支部だより(近畿支部:会報60号より) 


 近畿支部:末澤克己(昭47)

 昨年の会報誌を読み直しますと,2019年は近畿支部創立百年で 佐々木均長薬同窓会長はじめ百名近くの会員のご参加,大阪万博公園に近い会場で長薬同窓会定期総会が開催され,岡田 浩先生(平17),高田充隆先生(昭52)のお二方による印象的な特別講演を企画・実現することができました。懇親会も伊藤潔近畿支部幹事長の司会進行のもと楽しく盛会に無事終了したとあります。あらためて皆々さまに感謝申し上げます。
 今年2020年に入り,ご承知の通り,凡そ百年前のスペイン風邪以来のパンデミックともいわれる新型コロナウィルス感染症(C O V I D -19)により,10月末現在,全世界の確定感染者数は44百万人超,死亡者は百万人超と増加一途との報告です。本邦でも(第一波では瀬戸際で感染爆発迄には至らないものの,ミラクル日本?)引き続き感染防止と経済等活動の両立(With コロナとGoToキャンペーン等)が求められ,コロナの時代として様々な対応,生き方が問われてきているのかと思います。今現在も医療の現場に従事,携わっておられる方々も多いと存じます。どうぞ皆さまお気をつけて益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。

 さて,本題の近畿支部の活動についてでありますが,昨年11月24日に,近畿支部役員一同(伊藤幹事長はじめ幹事ら6名:小池,渡辺(新任),森藤,山澤,迎,末澤)が大阪梅田界隈で会しました。2020年の同窓会支部活動などを打ち合わせ,とくに新しく幹事になられた* 渡辺修二氏(昭57)を迎えての最初の会でもあり,あらためて年明けて再会を期してお開きになりました(*渡辺さんからはご挨拶と大阪・関西におけるコロナ現場対応について寄稿をいただいています)。
 ところが,上述コロナ禍のなかで同窓会支部活動も中断,流行りのオンライン会議(Zoomなど)をはじめ同窓会支部活動のあり方,新常態(ニューノーマル)についても関係幹事で検討したものの具体的な活動は保留の段階にあります。これまで毎年秋に開催予定(昨年2019年は定期総会開催担当であったため,例外的に6月開催)の近畿支部総会につきましても,現況に鑑み開催中止となりました。
 大変に残念であり,関係者皆さまに申し訳なく思いますが,この誌上も借りてご確認,お知らせ申し上げます。また,近畿支部では先般からホームページを設定しております。こちらにも活動状況,2020年近畿支部総会開催の中止のお知らせを載せております。なお,上記 岡田先生がリーダーの「京都大学S PH薬局グループ」による,薬局で働く皆さまを対象にした「COVID-19対策のHP」について同ホームページでリンクさせて頂いています(2023.8.23現在はリンクが切れています)。併せて,同お知らせのボタンからリンク,ご参照頂ければ幸いです。

末澤 克己(昭47)