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 長薬同窓会報 第63号(4ページ)より 


 伊藤 潔(昭59年卒)

芳本忠長崎大学名誉教授が瑞宝中綬章を受章されました

 第18代長崎大学薬学部長 芳本忠名誉教授が、令和5年秋の叙勲において瑞宝中綬章を受章されました。謹んでお喜び申し上げます。
 芳本先生は、昭和44年に大阪市立大学大学院を修了後、小野薬品工業株式会社の勤務を経て、昭和48年に長崎大学薬学部講師として赴任されました。その後、助教授、教授へと昇進され、平成9年には薬学部長、平成20年には長崎大学学長補佐を勤められ、平成22年3月に定年退職されました。この間、研究と教育に邁進され、多くの優秀な学生を世に送り出されるとともに、薬学部、さらには長崎大学の発展に大きく貢献されました。長崎大学退職後は、奈良県のご実家に戻られ、摂南大学理工学部(大阪府寝屋川市)の教授として新たな学生の教育に取り組み、退職後の現在は奈良県の法隆寺のそばでブドウ栽培なども手掛けられ、晩夏には大きく実った房を送ってこられるなど、元気に私たち門下生を楽しませながら驚かせていらっしゃいます。
 芳本先生の業績、近況については、また改めてお知らせする機会を持てればと存じますが、門下生の一人であり、長崎大学をご退職後に奉職された摂南大学の学長を務められた荻田喜代一氏(昭和54年院卒)のお祝い文を掲載させていただきます。

芳本門下生 昭和59年卒 伊藤 潔(摂南大学薬学部)

 会報第63号の4ページには、同じく芳本門下の椛島力氏(平成4年卒 長崎国際大学教授)のご寄稿もあります。