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 支部だより:近畿支部(会報62号より) 


 近畿支部:末澤克己(昭47)

 X(D o s o k a i e X p e r i e n c e)

 長薬卒業から半世紀。大阪,東京にわたり再び大阪に戻り近畿支部に在籍して通算25年になります。近畿支部では2019年近畿支部創立百周年記念会を同窓会定期総会(佐々木均前同窓会長(昭53)ら)にあわせて開催しました。そして伊藤潔幹事長(昭59)らの音頭で夕べの会を賑やかに行えたことが懐かしく思います。コロナ禍となって同窓会活動,近畿支部の定期総会など開催できないまま3年,残念ながら今に及んでいます。
 6月18日久々対面の同窓会定期総会(ホテルニュー長崎)に参加できました。山口正広 長薬同窓会長(昭56),西田孝洋 薬学部長(特),次期定期総会の石橋眞 大分支部長(昭49)のご挨拶等に続き,長崎孔子廟の国内最年少のひなちゃんによる楽しい変面ショーの披露で盛り上がり,最後に長崎大学病院教授・薬剤部長に就任された大山要教授(平12)の特別講演を聴くことができました。
 コロナ感染予防対策のため懇親会はないもののコンパクトに充実した素晴らしい会で,山口会長・澤勢瑞城ぐびろ会会長(平15)はじめご準備関係者皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
 大分での再会も楽しみに思います。

 D X(D i g i t a l T r a n s f o r m a t i o n)

 さてホテルニュー長崎,J R 長崎駅舎の向こう側が大きく変わっていることを知りました。
 9月23日に西九州新幹線開業,遡ること2021年11月に出島メッセ長崎が開業,そして2022年11月,今流行りのD X1)に関わる「出島組織2)サミット」の開催,そこでは例えば「なぜ幕府は江戸ではなく遠く離れた長崎に出島を作ったのか?」「なぜ辺境の出島から新しい文化がたくさん生まれたのか?」等を探り,出島組織,出島戦略が語られるのでしょう。
 2023年春にはG7関係閣僚会議(田上市長コメント),更にはスポーツ・地域創生モデルになるか 2024年秋開業予定の長崎スタジアムシティプロジェクト(ジャパネットグループ)など,コロナ禍を挟み3年ぶりに大阪から里帰りすると街の変貌などに驚きます。
 日本国の西果て長崎出島からD X的変化の先駆け,イガイなようで,イガイじゃない! ? 出島/ DX 連鎖の先には・・(中略),社会の変容S X,個人の生き方の変容L Xが起きていく(西山圭太:D X 思考法,2021),変わっていく長崎これからも楽しみです。

1) D X:あらゆる分野流行中,例えば医療関係分野でもヘルスケアD X,医療D X,薬局・薬剤師D X,教育D X 等,デジタル技術の進化,深化と相まった構造的変革,風土改革。
2) 出島組織:D Xに取り組む際,企業,役所等の横断組織として「デジタルイノベーション推進室」といったD X推進の組織(本体とは離れて意思決定が早い等の特徴)を設け「出島」,「出島組織」とも呼ばれる。デジタル・マーケティングの語呂合わせかな・・

末澤 克己(昭47)